皆様へ今回は前回のヨーガ便り10月号の後半になります。**************以下ゆっくりお楽しみいただければ幸いです。.****************************(後半)そしてスワミは私に5分間で今、私に教えたことをまとめて言ってごらんと私の理解度を確認されたのです。私はかくかくこのように学びましたと答えましたらそれはそうではないこうなんだ、それはその通りだ。等と詳細に直しを入れて下さいました。気がつくと4時15分になっていました。スワミは今度は私達ににハリーアップ! さあ急ぎなさいと私の背中をたたかれました。私達はもう一度お礼を述べくぴすを返してドアに向かいトッテを掴んで出ようとしました。とそのときストップ !!! とまたもやスワミは私達の足を止めたのでした。そしてスワミの大きな声が部屋に響きました。ラストクエッション !!最後の質問だ❗️ スワミは質問を投げ掛けられたのでした。なぜ私は急ぐ君を引き止めたかわかるかね?私はお話足りないことがあったからでしょうか?そうでもあるがそれだけではない。今日まで私は君達に会ったことはあったかね。いえ、今日初めてお会いしました。その通りだ。今度いつ会えるだろうか?私は今72歳だ。もう君達と今後会うことはないかもしれない。だから君達にキチンと伝えられたかどうか、また君達がきちんと理解しているかどうか大変気になったんだ。だがようやく確実に覚えたようなのでもう心配はない。あとは是非実践してみるだけだね。それから私が教えたことを実践する度にわからなければ君達の心の中の私に尋ねてみなさい。そのことを忘れないように。さあそれでは空港に急ぎなさい !!!建物の前でタクシーが君達を待っているはずだ。そのタクシーの運転手は運転が大変上手なのでどんどん車を抜いて予定より早く空港に着くだろう。と言うとワッハッハと豪快な笑いは部屋中に響いたのでした。さあ急げ。ハリーアップ !!後ろを振り向かずに前に向かうのだ !!!私達は振り返らずに前を向いたままナマステスワミ!と声高らかに別れを告げました。最後のスワミの言葉が聞こえました。ハリオーム!!️神の祝福あれ!!️車はVIPを乗せた車のようにスイスイ他の車を抜いて予定より早く空港に着きました。成田行きの夜行便の中から離れゆくデリーの街の灯りを眺めながら初めて会ったスワミを昔から教えて頂いた方のように大変懐かしく感じていました。もう君達と会うことはないだろう。初めての出会いでありまたこれが最後の出会いだろう。この言葉が頭の中でしばらく響いていました。スワミは私達に一期一会に際しての人のあるべき本当の姿を教えて下さったように思うのです。あれから40年経ちます。私もいつの間にか今年72歳になります。確かにあの時以来、あの達磨のような恰幅の良いスワミに会うことはありませんでした。たった2時間足らずの出会いでしたがスワミの教えは今も忘れず時折実習しています。そして実習するとあの時のエネルギッシュなスワミを思い出すのです。考えればスワミは一期一会を大切にして今に全力投球で生きていた方と思われます。初めてあった見ず知らずの私たちに一期一会とはどういうことなのかこの貴重な教えを惜しみなく教えて下さったのです。通常ならもう再び会うことがなければそこまでキチンと教えなくてもよいだろうと考えがちだと思います。スワミは真逆なのです。もう2度と会うことはないだろう。だから精一杯伝えるのだ。それもいつでも正確に思い出せるように。これがスワミのお考えであったように思うのです。沖正弘先生が良く仰っていた今、これは初めてのことなんだ! そして同時に最期見納めなんだと言う気持ちで何事もやるんだ!!️その心を初一心、最期心と言う。まさに初一心(ビギニングマインド)、最期心(ラストマインド)に通じる心に違いありません。その心でスワミは私達にに接して下さったのです。今と言うこの瞬間の連続がこの人生だと達観され、今を大事にされ、また人の縁を最大限大事にされたのです。沖先生やスワミのように本物のヨギは常に今を全力投球で生きる方であり通常の常識や通念には簡単には妥協しない方であったように思います。千分の1でも真似をしたいと思うのです。お互いに自己紹介することも無くお互いの名前すら知らないまま教えだけ頂いたたった2時間の面会でしたが教えは確実に私達の心の中で40年経った今も生き続けています。*****************今回の回想録最後までお付き合い頂きありがとうございました。*****************橋本光