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代表橋本光よりヨーガ便り【11月号前半】
2022-10-31 16:57:12
皆様へ今回は20年前に妻の京子とボストンのクンダリニーヨガを訪ねその後ニューヨークのサッチダナンダ師との不思議な再会の話をします。今回は前半です。(はじめに****ボストンのグルチャラン師を訪ねて*****)
前回のヨーガ便り、ラーマクリシュナミッションのスワミ、前々回の沖正弘先生に引き続き今回はインドの著名なヨギ、スワミサッチダナン師との変わった形での再会についての話になります。今から20年位前に米国ボストンのクンダリニーヨギのグルチャラン師を所用で訪ねました。その時の回想録になります。
現地での思わぬスワミサッチダナン師との大変不思議な再会の話ではありますがやはり何か深い意味のある再会であったように今となっては強く思うのです。
ボストンのグルチャラン師夫妻を訪ねた際、ボストンの街を案内頂いたりと数日滞在し楽しい一時を過ごしました。また滞在中に何回かのクンダリニーのクラスに私と妻の京子と参加しました。
ある日のクラスでグルチャラン師はサット(最高位、絶対者)、チット(知性)、アーナンダ(歓喜というマントラ(真言)を唱えるマントラ行を指導されました。
絶対者から本来頂いている最高の知性と最大の喜びを今一度マントラによって甦らしましょう!!
と言うわけで皆で手を叩き体を揺すぶりながら、サット チット アーナンダ としばらくメロディのあるマントラを唱え続けました。終わった時にグルチャラン師は皆に問いかけました。このマントラの意味は分かりますか?サットは最高位、絶対者を表し、チットは知性、知恵、アーナンダは歓喜、法悦を表すのですと話されました。いつも途切れること無くいかなる苦境にあっても私達は宇宙の大いなる存在、絶対者から最高の知恵、知性と歓喜、法悦の甘露の慈雨を注がれ続けているというお話でした。さらにグルチャラン師は、ところでこのマントラと同じ名前の世界的に著名なヨギがおられますね。そうです。ニューヨークでインテグラルヨーガを主宰されているスワミサッチダナンダ師ですね。このように突然、スワミサッチダナン師の名前を上げられたのです。とその時、私はその時点から遡ること更に20年程前の1980年にスワミサッチダナンダ師にお会いしたことを思い出したのです。実は1980年に沖正弘先生が主催者となられた第1回禅ヨガ世界大会に沖先生はサッチダナン師を招待されたのでした。その際、私は大会でボランティアとして通訳、司会アシスタントを担当しスワミサッチダナン師には1,2度お会いしたことがあったのです。そういうこともあり確かにニューヨークで現在インテグラルヨーガを主宰されているのであれば帰国前にニューヨークに3日滞在するから、是非立ち寄りご挨拶しようとその時決めたのでした。これも何かの縁に違いない。(ニューヨークのサッチダナンダ師を訪ねる)そう思った私はグルチャラン師と別れる際にニューヨークでサッチダナンダ師に会ってくるつもりと話ました。グルチャラン師は笑顔でサッチダナンダに会えると良いね。とエールを送ってくれました。翌々日ボストンを発ち、行動を共にしていた、米国に詳しいアドバイザーのS氏と車でニューヨークに向かいました。その夜はニューヨークに到着後、スポーツクラブ、クランチ等を訪ね少しヨガクラスに出てゆっくり旅の疲れを取りました。次の日、早速マンハッタンにあるサッチダナンダ師のインテグラルヨガ協会のTEL番号を調べTELしました。ところが何回TELしても誰も出ません。今日は休みかもしれないが場所だけでも確認しておきたいと思い、S氏と京子と3人で車で向かいました。やっと建物を見つけ入り口のドアを叩きました。ただいくら叩いても誰も出てきません。いつもでしたらTELにも誰も出ない、ドアをいくら叩いても出なければあきらめて帰るところですが、その時は何か帰ってはならないと言う説明しがたい気持ちになりました。ついには泥棒よろしく鍵穴から中の様子をしばらく見続けました。そうしましたら何と部屋の奥で行き来する人影が見えたのです。誰かがいる!!️確信した私は今度人影が見えたら思い切りドアを叩くことにしました。チャンスが来ました。強く叩き続けましたらついに一人の女性が現れドアを開けてくれたのです。私は簡単に挨拶し本日はおやすみですか? 可能でしたら20年前にサッチダナンダ師に日本でお会いしたことのある者ですがご挨拶したいのですがお会いできますでしょうか。そうしましたところ驚くべき答えが返って来ました。サッチダナンダ師は3日前に亡くなられたと言うのです。
今日午後3時から追悼瞑想会があります。宜しかったら参加されませんか。*****************
今回はここまでです。次回後半に続きます。お楽しみに。
皆様へ
今回は20年前に妻の京子とボストンのクンダリニーヨガを訪ねその後ニューヨークのサッチダナンダ師との不思議な再会の話をします。今回は前半です。
(はじめに****ボストンのグルチャラン師を訪ねて*****)
前回のヨーガ便り、ラーマクリシュナミッションのスワミ、前々回の沖正弘先生に引き続き今回はインドの著名なヨギ、スワミサッチダナン師との変わった形での再会についての話になります。
前回のヨーガ便り、ラーマクリシュナミッションのスワミ、前々回の沖正弘先生に引き続き今回はインドの著名なヨギ、スワミサッチダナン師との変わった形での再会についての話になります。
今から20年位前に米国ボストンのクンダリニーヨギのグルチャラン師を所用で訪ねました。その時の回想録になります。
現地での思わぬスワミサッチダナン師との大変不思議な再会の話ではありますがやはり何か深い意味のある再会であったように今となっては強く思うのです。
ボストンのグルチャラン師夫妻を訪ねた際、ボストンの街を案内頂いたりと数日滞在し楽しい一時を過ごしました。また滞在中に何回かのクンダリニーのクラスに私と妻の京子と参加しました。
ある日のクラスでグルチャラン師はサット(最高位、絶対者)、チット(知性)、アーナンダ(歓喜というマントラ(真言)を唱えるマントラ行を指導されました。
絶対者から本来頂いている最高の知性と最大の喜びを今一度マントラによって甦らしましょう!!
と言うわけで皆で手を叩き体を揺すぶりながら、サット チット アーナンダ としばらくメロディのあるマントラを唱え続けました。
現地での思わぬスワミサッチダナン師との大変不思議な再会の話ではありますがやはり何か深い意味のある再会であったように今となっては強く思うのです。
ボストンのグルチャラン師夫妻を訪ねた際、ボストンの街を案内頂いたりと数日滞在し楽しい一時を過ごしました。また滞在中に何回かのクンダリニーのクラスに私と妻の京子と参加しました。
ある日のクラスでグルチャラン師はサット(最高位、絶対者)、チット(知性)、アーナンダ(歓喜というマントラ(真言)を唱えるマントラ行を指導されました。
絶対者から本来頂いている最高の知性と最大の喜びを今一度マントラによって甦らしましょう!!
と言うわけで皆で手を叩き体を揺すぶりながら、サット チット アーナンダ としばらくメロディのあるマントラを唱え続けました。
終わった時にグルチャラン師は皆に問いかけました。
このマントラの意味は分かりますか?サットは最高位、絶対者を表し、チットは知性、知恵、アーナンダは歓喜、法悦を表すのですと話されました。
いつも途切れること無くいかなる苦境にあっても私達は宇宙の大いなる存在、絶対者から最高の知恵、知性と歓喜、法悦の甘露の慈雨を注がれ続けているというお話でした。
さらにグルチャラン師は、ところでこのマントラと同じ名前の世界的に著名なヨギがおられますね。そうです。ニューヨークでインテグラルヨーガを主宰されているスワミサッチダナンダ師ですね。
このように突然、スワミサッチダナン師の名前を上げられたのです。
とその時、私はその時点から遡ること更に20年程前の1980年にスワミサッチダナンダ師にお会いしたことを思い出したのです。
実は1980年に沖正弘先生が主催者となられた第1回禅ヨガ世界大会に沖先生はサッチダナン師を招待されたのでした。その際、私は大会でボランティアとして通訳、司会アシスタントを担当しスワミサッチダナン師には1,2度お会いしたことがあったのです。
そういうこともあり確かにニューヨークで現在インテグラルヨーガを主宰されているのであれば帰国前にニューヨークに3日滞在するから、是非立ち寄りご挨拶しようとその時決めたのでした。
これも何かの縁に違いない。
(ニューヨークのサッチダナンダ師を訪ねる)
そう思った私はグルチャラン師と別れる際にニューヨークでサッチダナンダ師に会ってくるつもりと話ました。グルチャラン師は笑顔でサッチダナンダに会えると良いね。とエールを送ってくれました。
翌々日ボストンを発ち、行動を共にしていた、米国に詳しいアドバイザーのS氏と車でニューヨークに向かいました。
その夜はニューヨークに到着後、スポーツクラブ、クランチ等を訪ね少しヨガクラスに出てゆっくり旅の疲れを取りました。
次の日、早速マンハッタンにあるサッチダナンダ師のインテグラルヨガ協会のTEL番号を調べTELしました。ところが何回TELしても誰も出ません。今日は休みかもしれないが場所だけでも確認しておきたいと思い、S氏と京子と3人で車で向かいました。やっと建物を見つけ入り口のドアを叩きました。
ただいくら叩いても誰も出てきません。いつもでしたらTELにも誰も出ない、ドアをいくら叩いても出なければあきらめて帰るところですが、その時は何か帰ってはならないと言う説明しがたい気持ちになりました。
ついには泥棒よろしく鍵穴から中の様子をしばらく見続けました。そうしましたら何と部屋の奥で行き来する人影が見えたのです。誰かがいる!!️確信した私は今度人影が見えたら思い切りドアを叩くことにしました。
チャンスが来ました。強く叩き続けましたらついに一人の女性が現れドアを開けてくれたのです。
私は簡単に挨拶し本日はおやすみですか? 可能でしたら20年前にサッチダナンダ師に日本でお会いしたことのある者ですがご挨拶したいのですがお会いできますでしょうか。
そうしましたところ驚くべき答えが返って来ました。
サッチダナンダ師は3日前に亡くなられたと言うのです。
今日午後3時から追悼瞑想会があります。宜しかったら参加されませんか。*****************
今回はここまでです。次回後半に続きます。お楽しみに。